Skip to content

シニアが賃貸業を東京でするリスク

シニアが賃貸業を東京でする場合、添え相応の資産が無いと現状は始められません。その理由として土地の価格が非常に高くなることもうそうですし、建築資材の高騰があげられます。特に円安と材料費不足、サプライチェーンの不安定化によって市場価格はこれまでにないレベルにひきあがっているのです。加えて都内では新たに建築する物件には太陽光発電システムなどのクリーンエネルギーの導入が必要になったことも、建物の価格に跳ね返っているのです。

加えてシニア層が東京で賃貸をするのに気になるのが、海外投資家の存在です。海外から見れば東京の物件などは世界の主要都市と比較すればリーズナブルなため、賃貸業を行うには良い条件がそろっています。そうすると都市部の需要が大きくなるため、値に跳ね返ってきてさらに高騰を引き起こすというスパイラルが発生するのです。またシニアは将来的に収入の不安定化も引き起こすことから、その中で多額の資産を不動産に費やすのはあまり賢い選択肢とは言えません。

それであれば今後のライフスタイルを考慮して節約に励んだり、有料老人ホームを探し始めるなどしたほうが賢明といえます。若いうちは貯蓄の一部を積み立てることで中長期的な資産になるというのは大切な考え方ですが、高齢になってくれば来るほど今度は出口戦略を考えていく必要があるからにほかなりません。不動産は流動性も悪いため、いざというときの現金化も時間がかかります。

Be First to Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です