交通事故の際に保険会社に対して請求することが可能な金額は、慰謝料と示談金で大きな違いが存在するのでしょうか。実は、慰謝料と示談金に関しては請求金額に関して大きな違いが存在するのです。なぜそのように金額に違いが出てしまうのかというと、保険会社の人間はあくまでも示談金の金額を相場に照らし合わせて提示してくるからなのです。ここで言う保険会社の相場と言うのは、過去の傾向に照らし合わせた相場です。

当然ですが、交通事故というのは日本全国で発生しておりそのたびに様々なケースを考慮して慰謝料の請求金額が決められます。こうした過去の事例を用いれば、用意に慰謝料の計算は行うことができるのです。では、こうした事例によって計算された示談金は本当に相場と合致しているのでしょうか。実は、そのようなこともないのです。

事実、統計的なデータでは示談交渉の金額よりも裁判で手に入れた金額の方が大きいという結果が存在します。そもそも、精神的な損害によって賠償を請求する慰謝料には千差万別に通用する客観的な指標は存在しません。人が受ける精神的な苦痛はその人によって大きく異なり、全く同じ事故の程度であっても人によってはそれが大きな精神的なダメージとなることが往々にしてあります。示談交渉の場所では、こうした交通事故に関する事情を汲み取ることがされないため裁判の方が金額が大きくなることがあるのです。

実際に何らかの請求をするときにはよく考えてどちらの手段を選択するかを決断しなくてはいけません。